ソウルメイトSOULMATE

ソウルメイトを知る・出会う意義

知る・出会う意義

ソウルメイト=恋愛や結婚における運命のお相手とイメージする方が多いと感じます。しかし、それ以外のソウルメイトの存在意義についても把握することが大切です。

魂に孤独はない

ソウルメイトとは生まれる前、つまり霊界に存在する時点から、「地上は霊界より愛の少ない世界だから、生まれたらお互いに(あるいはみんなで)助け合って行こうね」と約束し合っています。どうしてそうなるのかをご説明しましょう。

霊界ではグループソウルといって、魂の質が似ている同士が団体を成しています。ぶどうの形状を思い描いてください。ひと粒ひと粒が魂で、房全体がグループソウルと考えるイメージしやすいでしょう。グループソウルは生前の情報を共有することで、魂がステージアップするための学びを効率化しています。

魂が地上での学びを終えて霊界に戻った段階で、「今回はこんな人生を体験してみたたんだけど、そうしたらこんな感じになってさぁ。で、こんなことがわかったんだよ…」とグループソウル全体と情報交換会をするのです。情報を得た側は、「へぇー、そうだったんだ。それなら(自分は)つぎはこういう人生を生きてみようかな。そうしたらすごく成長できそう」と知識として吸収し、参考にします。

地上の人間としては、「ひとりで生まれてひとりで死ぬ」形に見えても、わたしたちにとってのほんとうのふるさと・霊界では、基本的にグループで、孤独などないのです。ソウルメイトについて知ることは、その理解を大いに深めることに役立つでしょう。

ソウルメイトは道しるべ

しかし、やっかいなことに、お母さんを選んで子宮に宿った段階で、上記のようなことをすべ忘れてしまいます。地上が魂成長のためのシュミレーションの場であることも、そこへ学びに来ていることも、もちろん、グループソウルの一員であることも。忘れてしまうから、悩みに押しつぶされて絶望する、うらみや嫉妬で心を真っ黒に焦がす、快楽に耽って自制心を失うなど、魂向上とはほど遠い行動を続けてしまうこともあるのです。そんなとき、霊界はあなたをソウルメイトに出会わせます。

ソウルメイトは、「ちょっとあなた、魂の修行道から外れてしまっていますよ」と教える役割を担う、もしくは、共感してくれて、ふたたび修行に励むための元気を与えてくれる、あるいは、よい刺激を与えて魂の成長を促進してくれるのです。何よりも、「わたしたちは孤独じゃないよ、よき仲間と共に戦い、みんなで成長して行くんだよ」と教えてくれます。

ソウルメイトにフォーカスしよう

地上はよき魂修行シュミレーターとなるために、愛の少ない・二律背反の世界となっています。愛を知るために、その重要性やすばらしさを知るために、愛の無い人物や愛の無い状況を体験できるようになっているのです。

近年、じつの親から圧迫を受ける・搾取を受けるなどの、いわゆる毒親問題がクローズアップされていますが、人生の基盤づくりの時期に苦難を得るような、高度な修行を選択する勇気のある魂・急成長を願う魂が増加している傾向を感じます。地上の荒廃を憂慮する魂たちが、できるだけ早く転生輪廻段階を終え、指導霊にステップアップして修行の場が荒れ過ぎないよう食い止めようとしているのでしょう。

しかし、人格に傷を負うようなきびしい修行を選択すれば、道を見失う危険性も高くなります。そうならないために、親への憎しみや自己否定感から脱する方法が、ソウルメイトとの連帯です。親から愛を得られなかったとき、自分で自分を育てなおすことが可能であり、そのために親の代わりに愛してくれる・愛を与えてくれるソウルメイトと連帯します。

わたしの知っている勇気ある魂の持ち主は、最近、偽ソウルメイトに遭遇しました。そのまま受け入れていれば共依存という甘い誘惑に身を持ち崩していたかもしれません。しかし、その持ち主は偽ソウルメイトであることを見抜き、敢然と関係を断ち切ったのです。受けたダメージは大きかったものの、いま、周囲にいるほんとうのソウルメイトたちから、大いに守られ、サポートを受けて前進しています。

一方では、いつまでも毒親への恐怖や怒りに囚われ、同じところをグルグル回り続けるひとたちも存在します。自己憐憫は修行を妨げるだけです。霊界では、「そんな人生を選択するなんて、すごい勇者だ! 」とグループソウル全体からの大きな賛辞・敬意と共に地上に送り出されてきたことを忘れないでください。勇者にふさわしい誇り高い生き方、つまり加害人物でなく、ほんとうの仲間であるソウルメイトに目を向け、フォーカスすることで、自身を育てなおす魂修行をはじめていただきたいと思います。


ソウルメイトと心を通わせ、協調して魂のステージアップを果たすことが人生の目的なのに、悲しむことや恨むことが目的化しては本末転倒です。そして、運命のお相手だけでなく、人生の友としてのソウルメイトについても大切に考え、出会いに感謝しましょう。