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猫には霊感がある!?

パワースポットに行くときの注意点とは?

何もない空間の一点を見つめたり、誰もいないはずなのに突然威嚇行動を始めたり…。飼い猫のこうした行動を目の当たりにした経験はありませんか? 「もしかして、うちの子には幽霊が見えているのかな?」と思った人も多いはず。実は、古代から猫には霊的な力が備わっていると考えられ、神として崇められていた時代もあったのです。今回は、猫と霊能力の関係についてご紹介したいと思います。

古代エジプトでは神様だった

紀元前1000年頃の古代エジプトでは、猫は「バステト」という名の神様でした。バステトは、猫の頭部を持った女性の姿をしています。猫は繁殖能力が強いことから、多産のシンボルや、性愛・豊穣を司る神様として崇められました。また、古代エジプトにおいて、猫は蛇を殺す大切な役割を担っていたため、多くのエジプト人は猫を飼っていたとも伝えられています。亡くなった猫はミイラにされ、地下墓地に埋葬されました。このことからも、当時の猫が聖なる獣としていかに丁重に扱われていたかが伺えます。

魔女の使い魔としても活躍

呪術やぺイガニズム(自然崇拝や多神教)、シャーマニズム(霊と交信する巫師・祈祷師を中心とした宗教)に興味を持つ女性は、特に猫を好む傾向にあると言われています。中世のヨーロッパでは、魔女たちは使い魔として猫を重宝しました。猫たちは霊的な感受性を活かし、タロットカードやトランプを足で指して占いを行ったり、霊を察知して追い払うなどの役割を担っていました。やがて魔女狩りが行われ始めると、猫はその強い力から「悪魔が化けたもの」だと言われるようになってしまいます。そのため、猫を飼っているというだけで「悪魔崇拝者」「魔女」と見なされ、裁判にかけられる人もあったと言います。

世界に伝わる猫のジンクス

このように、古代から猫には不思議な力があると信じられてきました。日本においても、昔から「猫が顔を洗うと雨が降る」「黒猫に前を横切られると不幸になる」など、猫によって天気や吉兆を占ってきたのです。こうしたジンクスは、日本だけではなく世界中の国にも存在します。

  • 猫のヒゲが垂れ下がっていたら雨が降る(イングランド)
  • 日中、道で白猫を見かけると幸運が訪れる。反対に、夜に見かけると不幸になる(アメリカ)
  • 黒猫が家に入って来たり、住み着くと、その家には幸運が訪れる(イングランド)
  • 結婚のお祝いに黒猫を送ると、新婦に幸せが訪れる(イングランド)
  • 猫のくしゃみは縁起が良い(イタリア)
  • クリスマスの日に黒猫の夢を見ると、翌年に病気にかかる(ドイツ)
  • 猫を殺したら17年間不幸になる(アイルランド)

など、挙げ出すとキリがありません。おそらく、猫により幸か不幸かが決まるという科学的な根拠はないでしょう。しかし、長きにわたり言い伝えられてきたのは、猫が私たちにとって身近な存在でありながら、常に畏怖の対象であったことを物語っているのです。