霊能者エッセイESSAY

雪花(ゆきはな)先生「前世因縁」とは何か

私たち霊能者が使う言葉に、「前世因縁」というものがあります。この前世因縁という言葉、定義があいまいで、何となくでしかその意味を知らないという方も多いかもしれません。今回はこの場をお借りして、改めて前世因縁とは何か、前世での行いが現世に及ぼす影響などについてお話したいと思います。

前世因縁の定義

前世因縁とは、前世の自分の行動が、現世の人生に影響を及ぼすことです。また、現世での自分の行動は、来世での人生に影響します。これはなぜかというと、私たちは生と死を何度も繰り返し、それぞれの時代で、別の人格として別の人生を歩みます。私たちは生まれ変わる時、自らの魂を成長させていくことを使命として課せられます。そのため、それぞれの人生での行動や経験は、魂の記憶として次の人生へ引き継がれるのです。

どのように影響するか

前世因縁は、特に悪い行いをした場合にわかりやすく現世に影響を及ぼします。これは、人間の怨念がとてつもないパワーを持つためです。例えば、前世で殺人などの重い罪を犯してしまった場合。前世の被害者と加害者が何らかの縁で巡り会い、被害者の怨念を加害者が受けることもあります。悪い行いは、物理的なものに限りません。人を裏切った、大切な人を奪ったなど、相手に精神的な苦痛を与えてしまった場合も含まれます。

厄介なのが、たとえ本人に悪意がなかったとしても、悪い行いは悪い行いとして魂に記憶されてしまうことです。その人は、必ず次の人生で報いを受けなければなりません。 現世で人間関係がうまくいかなかったり、波乱万丈な人生を歩むことになったり、いけないとはわかっていても何度も同じことを繰り返してしまったり…。もしかしたら、これらの原因は前世にあるかもしれません。

前世因縁を浄化するには

前世因縁は浄化することが可能です。そのためには、まず自身の前世での罪を知り、罰を受けるための心の準備をする必要があります。「私は前世でこんな行いをしたから、人々を苦しめてしまった」「申し訳ない」という気持ちが、因縁のもととなる怨念を鎮めることにつながります。前世での罪を知るには、私たち霊能者の力を借りるという方法もありますし、ヒプノセラピストによる前世療法といった方法もあります。または、ご自身でできる方法として、できる限り善行を積むことも挙げられます。街中でごみ拾いをする、お年寄りに親切に接するなど、どんなに些細なことでも構いません。現世をよりよいものにするためには、こうしたコツコツとした努力も必要なのです。