霊能者エッセイESSAY

知子(ともこ)先生正しい男女の交流は幸福の基本

正しい男女の交流

東洋の占術に詳しい方はすでにお気づきだと思いますが、近頃、リバイバル的に流行している六星占術の「大殺界」やかなり以前に流行った算命学の「天中殺」、あるいは0学占星術でいう「ゼロ地点」というのは、全て四柱推命(先天八字)の空亡に関する理論を基盤にしています。また、それらの占術によれば、そうした期間(算命学では二年、六星占術と0学では三年続く不運と精算の年回り)に結婚や出産、家の普請、新規事業など人生における新たなことを始めると必ず良くない結果が生じる(無に帰する)とされています。

たしかに四柱推命自体は古代中国の陰陽五行思想から基づくものであり、その深遠な哲学には私も大いに敬意を表しますが、だからといって「天中殺」や「大殺界」まで大人しく受け入れて一生を送るという気には到底なれません。ただでさえ短い人間の人生なのに、さらにそこへ十二年毎に二~三年、さらに「大殺界」の月や日まで含めるとかなりの期間の活動を自粛しなくてはならないわけですから、何だかひどく窮屈で損な気持ちになってしまいます。

もちろん何を信じて行動するのかは個人の自由ですし、「大殺界」や「天中殺」を信じて実行されている方をけなすつもりは毛頭ありません。ただ、目に見えない世界の複雑な因果や御神霊の御意志を多少なりとも感じられる身としては、生まれ持った先天的な資質や運気(たとえば、六星占術でいう何星人というカテゴリー分け)だけで人間の一生の運命を推測、判断するのはちょっと早計なのでは?という思いは強く持っております。

また、占いを信じすぎる人がおられる一方で「占いは良いことだけ信じて悪い結果は無視する」という方もいらっしゃいますが、私はそういう人をただのいい加減な人物であるとは決して思いませんし、むしろ人生を上手く生きる術を無意識のうちに身に着けているのだなあと感心いたしたりもします。「強く願えば必ず実現する」という言葉がありますね。本当かしら…と思われるかもしれませんが、霊的な眼で見ると人間の心と現実世界の関係というのはまさにその通りに出来ているのです。不思議なものでポジティブな思いもネガティブな思いも、それが潜在意識(魂)に刻まれると必ず現実化してしまいます。「占いの良い結果だけ信じる」という方は、一見、適当なように見えて実は幸運になるツボというのをきちんと踏まえているわけですね。

ですから皆様も、もし占いで悪い結果が出た時は、"心のゆるみを引き締めなさいという天からの忠告"というくらいの感じで受け止めてはいかがでしょうか。必要以上に気に病んでしまうと、かえって貴女の潜在意識がマイナスに働き、悪いことや不運なことを呼び込んでしまうことにもなりかねません。幸せになりたいのなら、まず幸せを心底から願うこと…これが一番肝心です。占いで出された悪い鑑定結果も吹き飛ばすくらいの明るい想念を持ち続け、何事にも自信を持って積極的にチャレンジしていく人間…神様はそうした方を一番好まれます。

皆様が神様に愛され、人生の幸福を掴まれることを心から願いつつ、この辺で筆を置かせていただきます。とりとめもない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。もしご縁があれば、電話鑑定でお話しさせていただくこともあるかもしれません。その時はどうぞ宜しくお願いいたします。
(知子 記)