鑑定体験談EXPERIENCE

夫の仕事の都合で転居した直後から、謎の人影が現れるようになり……

危機を救われた人……松原章枝さん(仮名)45歳・新潟県在住・保険関連

異常な出来事

一昨年、会社員である夫の異動に伴い、本人、私、舅姑の一家総出で転居しました。しかし、その転居先の一軒家で異常な出来事に見舞われたのです。当初は地元のお寺のご住職にお祓いをしてもらったのですが、一向にらちが明かなかったため、お祓いや心霊に詳しい方のツテをたどって、紫苑の智也先生に鑑定依頼をしました。電話占いの霊能者ながら、超常現象の解決に長けていると聞き、試しにご相談させていただいたというわけです。

まず不審な出来事について簡単に書きますと、そもそもその一軒家というのは夫の祖父の代に同世代の親戚が建てたという和風家屋で、長く空き家となっていたのを義父が譲り受け、補修を施して貸し家にしていた物件でした。この度、夫の転勤先である工場がそこからほど近い場所にあることが分かり、しかもちょうど前の借り手が退去した直後だったので、「これはタイミングが良い」ということで即座に引っ越しが決まりました。

おかしな事が起き始めたのは、転居後1ヶ月ほど経った頃からでしょうか。最初に気づいたのは義母でした。朝の食卓で顔を合わせるなり、「章枝さん、昨日の夜、台所側の裏玄関が開けっ放しだったわよ。夜中に外へでも出たの?」と不審な顔で聞かれたのです。が、こちらにはまるで身に覚えがなく、それは夫や義父も同様でした。それで普段にも増して就寝前の戸締まりに気を遣っていたところ、間違いなく鍵を閉めたはずの玄関や裏口が未明のうちに誰かに解錠され、半開きになっていることが分かったのです。

相談に行った警察のアドバイスで、とりあえず家のふたつの出入り口に監視カメラを設置しました。するとその映像には、煙のような半透明の人影がドアを開け、屋内へ入ってくる様子が映り込んでいたのです。さらにそれから間をおかず、義父、義母、そして夫と立て続けに大病を患う事態に至って、何か得体の知れない怖ろしいことに巻き込まれていると悟りました。

「誰かが呪詛を行った形跡があります」というのが、智也先生の第一声でした。そして、こちらが何も言わないうちから家の間取りと敷地の様子まで言い当てて、「裏口の脇にある裏庭の一画に呪物(まじもの)が埋められているはずですから、できるだけ早くそれを掘り起こして、きちんとしたお寺か神社に預けてください」と指示を受けました。そこで退院して間もない夫、さらに夫が親しくしている数人の同僚男性にも来ていただいて、言われた通りに庭を掘り起こしたところ、腐りかけた木箱に入った気味の悪いお札の山が出てきました。

その晩のうちに再び紫苑へ電話して、一連の経過を智也先生にお話ししたところ、「恐らく、それをやったのは前の住人でしょう。何かの理由で退去を強いられて、逆恨みして呪いを掛けたのです」と……。さっそく義父が管理を任せていた地元の不動産屋に確認を取ると、「前の住人が近隣とのトラブルを起こしていたため、談判の末に追い出した」と聞かされました。

その後、あらためて近所の家々に事情を聞いて回ったところ、前の住人というのは60代半ばと思われる無愛想な男性で、何やら宗教めいた奇妙なサークルの主宰者だったようです。自分が暮らす借家、つまり現在の我が家に信者たちを頻繁に集めていたらしいのですが、その際に乗りつけてきた車を路上駐車したり、深夜にお経とも呪文ともつかない気味の悪い騒音を撒き散らしたりで、かなり揉めていたみたいです。もちろん、家主である義父には何から何まで寝耳に水でした。

智也先生には「とりあえず呪詛の気配は霧散したようですが、元々、地相が悪い土地なので、できれば早期に引っ越しされることをお勧めします」とも言われています。もちろんこうなった以上は、その忠告にも大人しく従うつもりです。

智也先生からのコメント

今だから言えるのですが、あの時すでに松原さんのご一家はかなり危ない状況でした。義父様、義母様、旦那様と立て続けに倒れられて、次は奥様の番というギリギリのところでご相談いただいたわけです。とくに奥様は潜在的に霊感が強い性質をお持ちなので、もしもあのまま事態を放置していたら、単に病気や怪我だけでは済まず命そのものを奪われる危険すらあったと思います。

私自身の霊視、さらにお電話を通して確認した呪詛の手法から見て、これは陰陽道系の邪術を使う者の仕業ではないかと推測されます。木箱に詰まっていたという霊符や呪符、紙製の人形(ひとがた)など、こうした呪物を素人が用いても気休め程度の効果しかもたらしませんが、専門の術者が使えば本当に人間を取り殺すこともできるのです。一般人には知り得ない、目に見えない世界の恐ろしさと申しましょうか……。

鑑定の際にも申し上げましたが、できるだけ早くその家を離れるべきです。とりあえず治療中の義母様の回復を待つとおっしゃっていましたが、残っているご家族だけでも先に転居を済ませ、新しい家で退院を待たれた方が賢明です。