復縁を叶える秘訣とおまじない
復縁が叶うかどうかは、別れ際にかかっている

冒頭からロマンチックともいえるエピソードを披露してしまいました。でも、「前世の深い縁が無ければ復活愛は無理なの?」という声も聞こえてきそうなので、少しフォローしておきましょう。
縁や前世などの霊的問題を抜きにして純粋に心理学的に考えた場合、「復縁が叶う可能性というのは、別れ際にどれだけ執着したかに反比例する」という説があります。これはどういうことかというと…
つまり、男性から別れを切り出された時、貴女が「そんなのはいや」と言って、しつこくすがりつくような行動を取ったかどうか、ということです。
今、現在、復縁の問題でお悩みの方は、二人が別れた当時のことをよく思い出してみてください。彼の心が冷めた後も、貴女は相手に執着し続けていましたか?メールを毎日のように送ったり、電話をかけ続けたりして、相手を困らせた覚えはありませんか…?
もっとも女性の心理とすれば、相手を本当に愛していればいるほど、こうした取り乱した行為に陥ってしまうのは仕方ないことでもありますし、逆にまったく冷静な気持ちで別れたのなら復縁を思って悩む必要もありません。
でもそうした未練に基づく行為が度を越してしまうと、自分から別れを切り出しただけでも後ろめたい気分でいる相手の男性は、さらに貴女に対する気持ちが引いてしまいます。そして、その分、時間を経て愛が復活する可能性も遠のいてしまう…というわけです。 実際、復縁問題で霊視をさせていただくと、まさに修羅場としかいいようのない別れ方をなさったカップルというのも見ることがあります。情が深い分、憎しみも増すといいますが、ご相談者の女性が無意識のうちに相手に生き霊を飛ばしてしまい、そのせいでご自分も別れた男性も不運が続いてしまっている…という悲しいケースに出くわすこともたびたびです。
当然ながら私たち鑑定師としては、そうした最悪の事態は何とか回避していただくことを願うばかりです。生き霊というのは飛ばしている本人に自覚がないわけで、その方の魂に入り込んで直接、説得をするしか方法がありませんし、鑑定の際にその方の霊体を元の身体へ戻してもまたすぐに相手へ飛ばしてしまうということもよくあります。
もっとも、こうした場合は一度の鑑定では済ますことはあきらめ、ご相談者の意志を確認した上で経過を見ながら数回にわたって鑑定するようにしてはいます。
いずれにしても、復縁の祈念なり、別れた相手への念飛ばしなりを行う前に、ご相談者自身の霊体をノーマルな状態に戻さなくてはならないため、結果として、とても骨が折れる鑑定となってしまいます。