復縁を叶える秘訣とおまじない
愛の復活には時間経過よりも縁の深さが大切
はじめに

こんにちは、皆さん。今回は、復縁の問題に焦点を当てて、失った愛を甦らせるための大切な心構えなどを語ってみたいと思います。 当紫苑にお電話をされるお客様のなかでも、復縁・復活愛のお悩みを抱えておられる方は非常に数が多く、具体的な相談件数で見ても片想いや不倫問題、恋人の浮気などと並んで上位を占めています。
極端な例では十年近く前の学生時代に別れた恋人がいまだに忘れられず、新しい恋愛にも踏み切れず、結婚もできない、という方がいらっしゃいました。常識で考えれば、別れてからのタイムスパンが長ければ長いほど愛情が復活する望みも薄くなると考えがちですが、驚くべきことにこの方は、つい最近、十年前の恋人と偶然に再会し、今、再びお付き合いが始まっているということです。
もちろん、ご相談をいただいた際に、担当した鑑定師が念飛ばしなどの方策を取らせていただいたのですが、それにしてもまるでロマンス小説の筋書きのようにご縁が甦ったことに鑑定師自身もうれしさ半ば、男女の縁の不可思議さに賛嘆すること半ば、という様子でした。
その話を間接的に聞いた私自身も、興味に駆られて補助的な霊視を試みたのですが、どうもそのご相談者と元恋人というのは、前世ではかなり仲の良いご夫婦であったようでした。ただし時代と場所が良くありませんでした。二人が生きたのは16世紀末の日本…。当時、豊臣方のある大名に仕えていた下級の武士であった旦那さんは、天下分け目と言われる関ヶ原の戦場で亡くなられてしまい、残された奥様(現世のご相談者)は悲嘆にくれながら残りの人生を尼寺で過ごされた…という過去が見えてきました。
今度生まれ変わったら、再び死んだ夫と再会して今度こそ無事に生涯を添い遂げたい…そんな強い思いを抱いて前世を過ごした彼女は、今回、一度は彼と破綻しながらも、偶然が重なって再び愛を掴み取ることができたというわけです。
まさに人の想念の強さ、前世の縁の神秘を感じさせるエピソードですが、こうした深い縁があるからこそ十年前に終わった愛が奇跡的に再燃したのかな…と私も妙に納得をいたしました。